がん治療

がんの治療法について

がん代替療法について

がん患者の代替療法利用実態

国立病院四国がんセンターが厚生労働省がん研究助成金により、がん患者の健康食品の利用実態を全国的に調査を行っています。
調査の結果、何らかの代替療法を行っていたがん患者は45%で、その内訳は健康食品が89%、漢方が7.1%、気功3.8%でした。
健康食品の中で利用頻度が高いものはアガリクス61%、プロポリス29%で、それ以外は全て10%以下という結果でした。
代替療法の効果については24%が効果有り、なしが6%、わからないが68%でした。
また、効果有りと回答した患者のうち96%が手術や化学療法、放射線治療など通常の治療を受けていました。
代替治療に要する費用は一ヶ月当たり平均5.7万円となりました。

がん代替療法の問題

がん患者の約半数は通常がん治療の他に健康食品などを利用した代替療法と呼ばれるものを行っています。
この代替療法については多くのケースで医師への相談が行われていない、医師の側も患者に聞かないというのが現在の状況です。
こういった状況で代替療法が問題となるケースも現れています。
たとえば、健康食品ががん細胞をなくすと信じるあまり、通常のがん治療を遅らせたためにがんが進行するケース。
他には、健康食品の副作用でがん治療の中止を余儀なくされ、中断後に容態が急変するケースがあります。
これらの代替療法の問題は医師への相談がないことが問題であったり、代替療法に関する知識が不足していたことが原因であると考えられます。

健康食品の問題

アガリクスなどの健康食品を利用した代替療法が広く行われていることは、藁にもすがる思いのがん患者や家族の思いの表れとも言えます。
健康食品は薬事法により効能などを明記できないため、「がんが無くなった」、「がんが消えた」という体験談をもとに売られています。
しかし、アガリクスやメシマコブなど代替療法に使われる健康食品は医学的にはがんに対する効果は確認されていません。
宣伝に使われる体験談が一人歩きをし、健康食品に対し妄信的になってしまったため、先の例のようにかえって悪い結果につながると考えられます。

がん治療に健康食品は必要なのか?

がん細胞がなくなる、がんが治る、など効果が確認された健康食品はいまのところありません。
では効果が全くないのかというと、これも確認できていません。
健康食品については効果があるのか、ないのかはっきりとわかりません。
また、がん患者向けの健康食品は値段の高いものが多くなっています。
しかし、多くのがん患者は藁にもすがるお思いで健康食品に思いを託します。
効果がなかったとしても、健康食品を利用することで少しでも気がまぎれたりするのであれば利用すべきではないかと思います。
しかし過度に頼りすぎるとかえって症状を悪化させる恐れもあります。
代替療法としてアガリクスなどの健康食品を利用する際は、担当医師へ相談しましょう。

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