がん治療

各種のがんについて

咽頭がん

咽頭がんは発生する位置によって上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんに分類されます。
これらの性質や症状は全く異なります。
・上咽頭がん
上咽頭とは鼻の穴の突き当たり、鼻の一番奥です。
上咽頭がんは日本では発生率はひくいがんです。
主な症状は耳がつまった感じ、耳鳴り、鼻づまりなどです。
また、しばしば首のリンパ節に転移するのでくびの腫れが最初の症状としてあらわれることもあります。
上咽頭がんの治療には放射線療法がよく効くので、これに化学療法を併用します。
・中咽頭がん
中咽頭とは口を開けたときに見える部分にあたります。
初期はほとんど症状なく、しだいに咽頭異物感や咽頭痛、飲み込む時に痛くなる、人によっては扁桃腺が腫れると訴える場合があります。
またリンパ節に転移しやすいため首にできたこぶが初めの症状であることもあります。
早期であれば放射線療法と化学療法を併用し、進行がんや再発がんでは拡大手術と再建手術が必要になることが多くあります。
中咽頭がんは飲酒や喫煙が原因といわれています。
予防にはお酒とタバコをやめること、さらにビタミンAの摂取が有効であるといわれています。
・下咽頭がん
下咽頭は咽頭の最下部で、食道につながっています。
症状は咽頭の異物感やのどがしみるなど、進行すると飲み込みにくい、声がしがれるなどもおこります。
また首のリンパ節に転移していることが多く、首のこぶが最初の症状であることも少なくありません。
下咽頭がんも飲酒や喫煙が原因であるといわれています。
初期であれば治療は放射線療法と化学療法を併用し、進行している場合は手術を行いますが、咽頭などの切除を行うため再建手術が必要になります。

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