がん治療

各種のがんについて

肝臓がん

肝臓がんは日本では増えつつあるがんであり、がんによる死亡のうち男性では3位、女性では4位になっています。
肝臓がんは2つに分類することができます。
一つは最初から肝臓にがんができる原発性肝がん。
もうひとつは、他の臓器にできたがんが転移してできる転移性肝がんです。
原発性肝がんは肝細胞ががん化した肝細胞がんがほとんどで、それ以外には胆管細胞ががん化した胆管細胞がんなどがあります。
転移性がんの場合、最初にがんができるのは胃や大腸など消化器系が大部分です。
肝臓は一部に病変が起こっても、それを補う力があるため、一般的にはがんが大きくなるまで症状が現れません。
肝臓がんの症状は早期にはほとんどなく、症状が現れるようになってから肝臓がんが見つかる場合、手術の対象とならない可能性もあります。
肝臓がんの多くは肝硬変からがん化することが知られています。
肝臓がんの治療法の第一選択は外科手術が一般的です。
正常な肝臓は切除をすると2〜3週間でほぼ元の大きさまでに再生します。
肝硬変の場合は再生能力が低下するので、その程度に応じて切除する肝臓の量を少なくします。
しかしがんが進行しすぎている場合や肝硬変が進んでいるケースでは手術に耐えられないと考える場合もあります。
肝臓は再生するので手術後の後遺症はほとんどありません。

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